夏学期振り返り【後半】

あけましておめでとうございます。

いや~秋以降怒涛の展開で年が明けてしまいました。

3年次に進級できることが決まったため、一年の振り返りをするためにまた筆をとることにしました。

 

さて夏学期の振り返りの途中でした。

ところで、夏学期冬学期なんて言い方は、もうどこもやってないのですかね。

私が前の大学にいた頃はギリギリセメスター・タームをまだ使っておらず、夏と冬の2学期に分かれた呼び名でした。今の大学は時間割表を見ると4学期制のようですが、そもそも講義自体すべて集中講義形式なので、医学部においては学期に分ける意味はあまりないようです。

 

・生理学2

これは毎年ほとんど過去問を踏襲していただける、多くの医学生にとって非常にありがたい科目です。生理学1が総論だとするとこちらは各論のような趣があります。

ほとんど過去問から出題されますが、それに甘えて過去問しか勉強しないようだともちろん点数は下がります。確か大問1つだけ新作問題があり、まったくわからなかったので飛ばしました。結果単位はとれたものの不本意な点数となってしまい、過去問ベースで勉強することの危険性と授業内容をきっちりさらえておくことの重要性を肌で感じることができました()

ところで実習の方は心電図についてのレポートだったのですがこれがなぜか高評価をいただけまして、優秀賞となりました。「波形のこの部分なんやろ」とわからないところをあちこち調べまわって、教科書やら情報元が確かなところから引用しまくって自分なりにささやかに解釈したところが評価されたみたいです。凝り性オタクはこの手のレポートに強いのかなあなどと思ったりしました。

 

・基礎放射線

1年生の方たちと合同です。なぜか対面講義で、実習も込みで行われました。

内容は放射線に関する物理学、化学、放射線を使う上での安全管理・法令、そして放射性物質を扱う実験です。放射線が原因の医療事故に関する記事などを元に論ずるレポート提出も求められました。

ところで医学部では手書きのレポートが求められることがままあるそうですが、その理由が「コピペ防止」なのはまったくいただけないと思うのですがどうでしょう。

今回もその理由で手書きレポートを求められたのですが、手書きを強制したところでコピペの可能性を排除できないと思うのですが。

「コピペをする気のない真面目な学生が、どうしてコピペをする学生への対策で足を引っ張られたり余計な負担を背負わなければいけないのか」という声も周りからありました。

コピペを防止したいならコピペチェッカーを導入されるべきだと思います。

ちなみにテスト自体は平易(全部記号問題)だったのですが、やはり簡単めだと平均点が上がるようで、これまたふがいない点数に()医学部容赦ないですね。

生理学1の試験の次の日だった(かな?)とはいえやっぱり普段からちゃんとやっとくべきです(万事そう)。

 

・医学データサイエンス

疫学系の講義です。統計学の初歩から入ってSTATAを実際触って統計処理をしてみましょうくらいまでだったと記憶しています。

医学における統計データの見方や因果推論等、勉強になることが多かった……と思うのですがもう記憶があいまいになってきています。内容がそこそこ難しいのと、コマ数が少ないせいでしょうか。また受けたいなあと思う科目の一つです。

成績は多分ほぼ全員同じ点数が配られたと思います。非常にありがたかったですね。

 

次回は秋からの振り返りをやれたらいいですね。