夏学期振り返り【前半】

お疲れさまです。

4-7月の講義と試験が終了し、夏休みに入りました。

今年は新型コロナウイルスの影響で講義・実習がほとんどオンライン講義となっており、慣れない中で大変でした(この数ヵ月で1年分くらい歳をとった気がします)が、なんとか生き延びました。

9月はじめから講義が再開されますが、さてオンライン主体のままなのか、対面が増えるのか、まだ当局も決めかねているようです。オンラインなら地球の裏側にいてもいいのだから、移動制限なども併せて解除してほしいものです(医学生だけ県外移動が制限されているそうです。マジ?)。

 

さて夏までの講義は以下でした。

・神経構造学

・生理学1

・生理学2

・基礎放射線

・医学データサイエンス

今日はこのうち上の2つの振り返りをしたいと思います。編入生や外部の方は、医学生がどんなことをやっているのかあまり知らないと思うので、具体的にどんなことをやっていて我々が死にかけているのか是非知っていってください(白目)

 

神経構造学(座学、実習)

主に脳神経と感覚・運動神経の伝導路に関して学びます。神経や頭蓋内の構造物の名前、感覚器から大脳までの伝達、大脳から運動器までの伝達を覚えます。一番初めにあった講義ですが、暗記事項が多くて「これが医学部か……」と面食らいました。編入試験勉強でもほとんどやらない範囲ですので、イチから覚えました。編入試験でやったように、暗記カードがまた役に立ちましたね。アナログ人間なので。

実習もオンラインでした。小脳や中脳や延髄などの切片画像を見て、テキストの説明を見ながらどれがどの構造物かを同定します。これまた初めて見る画像で、全然わかりませんでした。レポートも多分ボロボロだったと思います。その場で先生に訊けたりしたらもう少し楽だったと思います……。ちなみにこの春の神経構造学実習は前半だけで、後半は冬に予定されています。今度は対面で手を動かす方らしいですが果たして……。

 

生理学1(座学、実習)

内容は、五感や自律神経調節、神経免疫、脳機能などです。今期の講義中一番量が多く、実習も大変な山場でした。座学に関しては概ね編入試験で学んだこと+αくらいな感じですが、非常に量が多いのでそれを短期間で覚えるのに真正面から愚直にやるのは心が折れます。なので、過去問を複数年分入手して(これに関しては先日採点を終えた先生から「どうやら過去問とその答えなるものが出回っているようだが自分で勉強するように。そもそも過去問を記録に残さないように」との寸評がありました笑、申し訳無いです)、どこが出やすいか把握してその単元から勉強を始めました。もちろん全部の範囲を勉強しましたよ!

まとめのやり方ですが、各単元のレジュメをみて、重要そうなところをスクショしてWordに貼り付け、適宜文章をつけて暗記事項を整理しておきます。このときあまり文章にこだわることはなく、箇条書きくらいにとどめます。というのも図表のほうが個人的に頭に残りやすく、思い出すのが容易だからです。スクショ中心のまとめプリントは著作権の問題があるので学年には共有できませんが、自分で作る分には合法ですし有用だと思います。

実習ですが、これがまた大変で……書きたいことは山ほどあるんですが書いてもいいのか微妙ですね。オンラインということもあり結構特殊なことをやったのであまり関係者の目に触れると良くないかもしれません。言えるのはオンラインでの実習はかなり苦痛という話です笑 神経構造学よりもキツかった。

 

以上夏までの一部振り返りをしました。

次回は生理学2と基礎放射線、医学データサイエンスの解説と感想を書きたいと思いまーす。